2025年(令和7年)6月定例県議会(概要)

議会概要

2025年(令和7年)6月定例会は、6月10日から7月4日までの25日間の会期で開催されました。

開会日に知事から、令和7年度福岡県一般会計予算など予算議案20件、条例議案8件、契約議案9件など計41議案が提案されました。更に6月17日には酷暑に対応する県民、事業者の光熱費の負担軽減を図るための補正予算1件が追加提案されました。

提案された主な条例案は、福岡県職員の育児休業等に関する条例及び福岡県職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例、福岡県税条例等の一部を改正する条例、地域経済牽引事業の促進のための福岡県税の課税免除に関する条例の一部を改正する条例などです。

代表質問、一般質問での審議、予算特別委員会及び各常任委員会の審査を経て、定例会閉会日に採決が行われ、いずれの議案も原案のとおり可決されました。

代表質問

民主県政クラブ県議団の代表質問は、大田京子議員(福岡市南区選出)が行いました。

県政推進の基本姿勢として、新年度予算の考え方、トランプ関税への対応を、更にグローバルな視点を持った若者の育成、新滑走路の供用が始まった福岡空港の活用、ディープフェイクポルノ問題、軽度認知症の早期発見について知事に答弁を求めました。

また、こども食堂とみらいチケットの普及、障がい者が伝統工芸品製作へ参画する「伝福連携」、少花粉ヒノキ・スギの植栽、令和の米騒動と中山間地域の農業問題、鉛中毒を引き起こす鉛製給水管の更新、河川整備の考え方、小児がん患者等への支援について、知事の見解を求めました。

教育長に対し、教員不足の現状と、臨時免許状を持つ講師へ普通免許状取得の支援の充実を図ることを質問しました。

代表質問の内容

  • 1  県政推進の基本姿勢について
    • ① 知事の公約について
    • ② 本年度予算の考え方について
    • ③ トランプ関税について
  • 2  人財育成について
  • 3  福岡空港について
  • 4  ディープフェイク問題について
  • 5  認知症対策について
  • 6  こども食堂について
  • 7  伝福連携について
  • 8  少花粉ヒノキ・スギについて
  • 9  令和の米騒動と農業政策について
  • 10 鉛製給水管について
  • 11 河川整備について
  • 12 教員不足について
  • 13 小児がん患者等の支援について

代表質問の概要

まず知事からこれまでの取組を踏まえ、更に本県が成長するための人材、産業の育成のために取り組むこと、及び関税や為替に左右されない新たな市場開拓、商品会開拓に取り組んでいくと示されました。またグローバル人材の育成に向け、若いうちから留学体験や人材交流を進めるとされ、福岡空港の最大限の活用を進めるために福岡国際空港(FIAC)と取り組むこと、更にディープフェイクポルノは国での対応で県条例の改正の必要性はないと考える、軽度認知症は早期発見・早期対応を市町村に促していくとの答弁を得ました。

こども食堂の支援にクラウドファンディングを利用しており「みらいチケット」の取組を広く紹介していくこと、「伝福連携」の先進事例を紹介するとともに、伝統工芸品作成の現場のニーズや課題を把握していくとされ、全国に先駆けて本格的植栽を始めた少花粉ヒノキ・スギの植林に取り組んでいくこと、米価安定に向け米の栽培面積の拡大を進め、需給情報の提供を行うとともに、国の支援制度を活用した中山間地域の振興策に加え、ボランティア派遣制度を活用していくと発言されました。

鉛製の給水管の取替費用支援は国の補助制度の拡充を求めているところであり、防災・減災に向けた河川整備の取組は国からの予算を活用して「流域治水プロジェクト」に基づき行っていく、小児がんについては特有の事情を把握していくこと、医療用ウイッグなどアピアランスケアを全県下に導入を図ること、こどもホスピスの導入にあたり、県内での状況を調査していると答弁されました。

教員不足問題に対し、現在の実態の報告をもらうとともに、臨時免許状をもつ教員に対し、普通免許状取得に関する個別相談を実施していると教育長と答弁されました。

一般質問登壇者

中嶋玲子 議員(朝倉市・郡)

  • 一、病児保育について
  • 一、有害鳥獣の獣肉処理加工・販売促進について

亀﨑大介 議員(糟屋郡)

  • 一、県内市町村立病院を取り巻く課題と本県が行うべき対応について

吉岡玲子 議員(福岡市西区)

  • 一、ICTを活用した保護者の負担軽減について
  • 一、本県の経済安全保障について

渡辺美穂 議員(太宰府市)

  • 一、養護教諭の処遇改善について

嘉村薫 議員(糸島市)

  • 一、本県のエネルギー政策及び原子力防災対策について

室屋美香 議員(春日市)

  • 一、道路沿線の植栽点検に「子供の目線を」について

豊福るみ子 議員(遠賀郡)

  • 一、妊産婦の孤立及び新生児の命を守るための支援について

原中誠志 議員(福岡市中央区)

  • 一、国民健康保険の収納率向上について
  • 一、外免切替について
  • 一、少年育成指導官、少年の継続補導について

民主県政クラブ県議団とは

立憲民主党14名、国民民主党2名、社民党1名、無所属3名で構成する総勢20名が所属する会派です。

県議会の会派の中で最も女性議員が多く、8名の女性議員が活躍しています。

第2会派として、格差をなくし誰もが活躍できる社会・ジェンダー平等社会の実現のため、地域の皆様のお声を最大限県政に反映できるよう一丸となり取り組んでおります。活動の内容をこのホームページで随時ご紹介していきます。

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