2026年(令和8年)2月定例県議会 報告

議会概要

2026年(令和8年)2月定例会は、2月20日から3月24日までの33日間の会期で開催されました。

開会日に知事から、令和8年度福岡県一般会計ほか予算議案20件、令和7年度補正議案2件のほか、条例議案28件、契約議案8件など計67議案が提案されました。提案された主な条例案は、「福岡県公告式条例の一部を改正する条例」、「福岡県職員の給与に関する条例の一部を改正する条例」、新たなに可決、制定を求める条例として「福岡県文化芸術振興基金条例」などです。

また後日、令和7年度補正予算議案12件、経費負担に関する議案8件が追加提案されました。代表質問、一般質問及び各常任委員会の審査を経て、早期議決を要する議案が3月10日に可決されました。

その後、予算特別委員会での予算議案審査、各常任委員会での審査を経て、定例会最終日の3月24日で採決が行われ、いずれの議案も可決されました。

代表質問

民主県政クラブ県議団の代表質問は、原中誠志議員(福岡市中央区)が行いました。

県政推進の基本姿勢として、来年度予算と財政運営、日銀利上げの影響などを確認するとともに、農林水産業施策、公共交通の維持、行政におけるビックデータの活用、公共事業における適正な取引の実現、カスタマーハラスメント対策、AIのガバナンスと利活用、教育現場における会計年度任用職員問題について知事、教育長の考えを質しました。

また福岡高速道路の延伸と地下鉄空港線とJR九州「福北ゆたか線」との接続、新県立美術館の地域連携と活性化について知事の考えを確認し、加えて本県議会の海外活動に関する知事の見解を尋ねました。

代表質問の内容

  • 1  県政推進の基本姿勢について
    • ① 来年度予算と財政運営について
    • ② 日本銀行の利上げの影響について
  • 2  農林水産業に係る施策について
  • 3  公共交通の維持について
  • 4  ビックデータの活用について宿泊税について
  • 5  適正な取引の実現について
  • 6  カスタマーハラスメント対策について
  • 7  AIのガバナンス都市計画道路・長浜太宰府線について
  • 8  教育現場における会計年度任用職員について
  • 9  福岡高速道路の延伸について
  • 10 地下鉄空港線とJR九州「福北ゆたか線」との接続について
  • 11 新県立美術館の地域連携と活性化について
  • 12 福岡県議会の海外活動について

代表質問の概要

県庁の組織再編4部で、県民と外国人が共生できる社会、市町村の政策立案機能の強化、本県の飛躍・発展の礎となる人材を育て、働く人の雇用を守る施策を推進すると知事が表明されました。

また、農業振興推進機構が荒廃農地も含めた農地の集積・集約化を進めて担い手の確保に努める、水産業では県産カキの東南アジアへの輸出可能性を探り輸出産地育成を図る、公共交通維持のための交通税導入は慎重に判断すべきものとされ、防災・交通に関するビックデータの活用は自然災害への迅速な対応、効率的な物流や企業誘致に活用する、県の公共調達に関する公契約条例は労働政策審議会の場で議論していく、県内共通のカスタマーハラスメント対策のガイドライン作成は現時点で考えていない、県庁内のAIガバナンスについて自律的な業務が出来るようにガイドライン見直しを検討すると回答されました。

教育長は、生成AIの適切な利用が重要で教員研修を進める、会計年度任用職員は学校運営を支える重要な存在で、勤務環境に即した環境整備に努めると発言されました。

天神の渋滞緩和は高速道路の整備よりソフト施策を中心に進める、地下鉄空港線と福北ゆたか線の接続可能性と新県立美術館の開館に合わせた大濠公園、舞鶴公園などの回遊性向上は福岡市と議論していくこと、県議会の海外出張は海外交流の熱意を示し海外戦略の必要性を理解できるなど様々な政策実現に効果があるとの認識を知事が示されました。

一般質問登壇者

嘉村薫 議員(糸島市)

  • 一、民泊トラブルの解消に向けた取組みについて

亀﨑大介 議員(糟屋郡)

  • 一、消防団について
  • 一、選挙における電子投票について

新井富美子議員(久留米市)

  • 一、こども食堂文化芸術ワークショップ開催推進事業について

室屋美香 議員(春日市)

  • 一、痛みのないMRI乳がん検診(DWIBS)の導入と受診検診について

豊福るみ子議員(遠賀郡)

  • 一、教育相談体制の強化、とりわけスクールカウンセラーの充実について

中嶋玲子 議員(朝倉市郡)

  • 一、本県農業における「女性農業者の活躍推進」について

山本耕一 議員(北九州市若松区)

  • 一、教員の働き方改革について

坪田晋 議員(福岡市博多区)

  • 一、帰宅困難者対策について

民主県政クラブ県議団とは

立憲民主党13名、国民民主党2名、社民党1名、無所属4名で構成する総勢20名が所属する会派です。

県議会の会派の中で最も女性議員が多く、8名の女性議員が活躍しています。

第2会派として、格差をなくし誰もが活躍できる社会・ジェンダー平等社会の実現のため、地域の皆様のお声を最大限県政に反映できるよう一丸となり取り組んでおります。活動の内容をこのホームページで随時ご紹介していきます。

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